たぶん、もう人前に出ることはないと思うので、記録として書いておきます。
何人かのお世話になった方々が、読んで下さったら、記録として役に立つような気がするので、書きました。
一番、一番触れたと思った瞬間に、壊してしまったんだと。
そういう出来事だったと理解しました。
あっけにとられるほど、一瞬でした。
ショックを感じる暇もなかったです。そういう方だと知っているので、縋るような感情は、もう持っていません。
自分の非を振り返る、というターンに行こうかと思って、あまり意味のない事だなって思いました。
本当に、悪意もなく、誰かの心を踏みにじる人間だった。
「良くなかった」と、何度、反省の言葉を口にしたところで、たぶん……ピンと来ていなかったんだと思いました。
きっと最初から何一つ。何もピンと来てなかった。
心がない。
人間の形を模しているだけ。
それが真実でした。自虐や悲劇に浸っているのではなく、事実として受け入れようと思います。
やはり、好きだった人のことを、案じています。
私のことを信じて下さって、何年も、関わって下さったのに、その信頼を、私は無自覚に裏切ったんでした。
あの人がどれほど……と思って、いや、そうでもないのかも。って思い直しました。
キッパリ、線を引く人です。
「あ、もう無いです」と思ったのなら。引きずったりなさらないだろうな。
それは逆に良かったです。何かの遺恨を残してしまったら、申し訳ないので。
悲しいとか、申し訳ないとか、無くしてしまって後悔したとか。
もう、そういう気持ちを引きずる権利も私には無いと思う。
この物語は何だったんだろうか、という振り返りくらいはするかも知れない。
好きでしたが、そう思い続けるのも、ご迷惑です。
人の心がないロボットじみた人物が、スターと交流して、絆を重ねていって。
そういう物語はハッピーエンドに決まっているとか、安易な何かが、私の中にあったんでしょうね。
……本当に心が無かったのかも知れない。感情が、わからない。
たくさんの人が私を批判すると思う。妥当なことだし、それはもういいんです。
居づらいから、去ってきて良かった。あの人の失望が、今後の何か、教訓として語られるんだと。そういう展開があるようです。
好きだと公言していた相手に、何という裏切りをしたもんだと思っています。
でも心が無いので、よく状況がわからない、今もピンと来ていないんです。
言葉で取り繕うことはいくらでもできる。
今までも、ずっと、ただ、そうしていただけなんだと思います。
ChatGPTが、心地のいい返事をするみたいに。
このことを、一番、失望されるんだろうと思います。
これからどうしようかと思う。
表現者の物語、は、きっとお蔵入りです。
私は誇り高い表現者ではなかったし、「教えてくれた大事な人」を失った今、もうその物語に意味はありませんから。
大事な友人とお別れしたんだと思います。
一番、心に触れたと思った瞬間、壊してしまいました。
なんだってそんなことが。と、思います。やはり呆然としました。
いつか、悲しくなったり、するんだろうか。涙が出て号泣ばりに泣くかと思ったら、そうでもなかったです。
あの人は悲しいんだろうか。そうでもないのかな。今となってはわかりません。
そしてこれからも、ヒーローのまま生きていかれることでしょう。
世界で一番綺麗な魂が。
もう、何かを振り返ったりしないでしょう。
それが、たぶん、一番「無くして残念に思ったこと」です。
コメントを残す