『SA.』の内容について。
「腕を切断される」「内臓を摘出される」っていう、いわば残虐な内容が一部、あります。
ただ私の主義として、これを描いてしまうことで、「グロ作品」になってしまうことは避けたいな、と思いました(内容を考えた段階で)。
グロ、というか、暴力的な表現って言えば良いだろうか? いや単に「グロ」が言いやすいかな。
考えながら書いています。
そういう表現は、私はあまり好まないです。単に好みの問題です。
たとえば、『進撃の巨人』や『約束のネバーランド』は好きです。
あの内容で、描かれている「必然性のある残虐表現」が、良いなと思う。
逆に苦手なのは、「グロを描いてやれ!」という気持ちだけで描かれた表現。言ってる意味伝わるかな……。
そういう方針について考えてみると、いい塩梅に表現しないといけないんだろう、とわかりますよね。
単に、痛そうなところを隠す、みたいな……。批判ではないですが、『テラフォーマーズ』のアニメ一期のようなやり方は、観ていて上手くないと感じてしまう。
そういう意味で、過去に見てすごく上手いな、と思ったのは『終末なにしてますか?~』の描写です。
ヒロイン・クトリの最期の描写で、身体がボロボロになって、死ぬまで戦った、という内容を表現するのに、言葉遣いが非常にうまく選択されているなと思った。
一例をあげると、「遺体が原形をとどめていなかった」みたいな言葉のチョイス。
受け取って、「ひっ」となるグロってあるじゃないですか? 苦手な人にとっては、少し苦痛に感じる。
そうならない、ギリギリの範囲で、上手く描いてるなって思いました。
つまるところ、「必然性のある痛ましさ」の、上手い表現って言う話ですね。
これについて、自分のシナリオで、結構工夫したつもりでいるので、っていう。ことを言いたかっただけでした。
面白味のあるオチは無いです。