シナリオについて。
思ったことから書き留めておこうと思ってこれを書いています。
※誰も見たことのない作品(シナリオ)の話なんで、内容がピンとこないだろうし面白くないと思う。
※話半分に聞いてください。それでも万一、興味を持ってもらえるなら嬉しく思います。
『STRAYARTIST』っていうのは、「はぐれ絵描き」という意味のタイトル(造語?)でして
絵を描く子の物語。だからイコール、自分の事を描いた話であります。
作者である私が、大事な師に教えてもらったことを描いた物語という構造になっています。
それが、「主人公の少年が師匠を追いかけて成長していく」という、SFファンタジーの形で語られている。
いろいろなメタファーが込められているのが、伝わるように書いてるつもりです。
(まだシナリオと、試しに作ってみたやつしかないんですが。)
その主題のことは、ひとまず横に置いて。
主人公は、絵で見たとおり、右腕がマシンを移植したサイボーグという姿で、そのマシンを駆って活躍するはなし(物語、プロット)なんですが。
この義手は「絵を描くマシン」という位置づけであり、殺傷兵器じゃないですね。
えーっと何から話せばいいんだろう……。考えながら書きます。
過去にこのブログで書いたように、自分は「ハガレン(鋼の錬金術師)」に大きな影響を受けています。
それで、この作品は「ハガレン」っぽいよなって思っている。
機械の義手からいろいろ出して戦う少年漫画っていうイメージでよろしく……。
その際に、明らかに影響を受けてるし、作劇が似てくるので、「あえて違うように描こう」と意識しています。
話が逸れている気がする。
殺傷兵器じゃない。絵を描くマシン。
「ハガレン」では、主人公が自分の技として、義手から槍や刃物や銃を出して、敵に突き付けるという展開が多いですよね。それが見せ場になっている。その技と義手による戦いを描くわけですから。
ところが私の作品(略して「SA」と表記することにしようかな……?)では、その流れはあえて書いていないんだと思いました。
そういう「武器を出して敵に突き付けるというシーン」は、全編通して、ただのワンシーンもない。
絵を描くマシンだから殺傷兵器じゃない(何度も言わなくていいかも)
この構造は、たぶん自分の中で、無意識に表現したんだと思う。
宇宙艦、花、巨人etc、そういうものをつくって(描いて)、力として振るう物語ですが、
彼(彼ら)の作るものは、あくまで芸術(アート)である。
その力は武力ではない。っていう。
砲弾をバラして身を守る、突き付けられた巨大なハンマーを逆にデタラメに変えて退かせる、音楽を操ってお祭りを盛り上げる、船を守るために氷山を破壊する……。色々出てくる。でも武力じゃないんです。
少年漫画のストーリーを描いてるのに、そういうエピソードの集合体になったのは、自分の中で並々ならぬ理念があったのだろうと、振り返っています。
なんか、最初に話そうと思った内容までたどり着かなかったですが、長いので今日はここまでにします。
また喋ります。あと、きちんとつくっていきます!