今つくっている作品の、下描き? 構図アタリ? が出来上がりました。
アイキャッチの画像です。
にしのあきひろ先生(西野亮廣さん)の初期のボールペン画の作風をまねて、ミリペンで描き込んでいこうと思っています。
さいとうなおき先生の「三ヶ月上達法」のつもりで。
★三ヶ月上達法=目標とする描き手さんの作風を、そっくりそのままコピーするつもりで(それくらい意気込んで)、同じ作風の自分のオリジナルを描いてみる。それをさらに観察し、作風を寄せていく。という練習法です。詳しくは調べてください。
絵の内容について。
長々と語るのは無粋ですし、そういう機会も特に来ないよなって思うので、ここでメモ代わりに書いておこうと思います。
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テーマ:箱庭宇宙の創造/孤高とエゴイズム
サブトピック:ジャハンナ(地獄)の創造、対称性の破れていない時空、閉じた宇宙。
構図:スチームパンク風の機械動物を独りで黙々と作っている。主人公は科学者のイメージであり、「欠損」がそのまま、「創り出す世界」のメタファーになっている。
黒板(数式)は、オイラーの等式=数学的な調和。ただし現実ではない。シュヴァルツシルト解=物理学的な世界の結論、閉じた解。というテーマを含んでいる。
すなわち人間(ホモサピエンス)のエゴイズムである。
細かいモチーフ:バラ=ブルー・ローズ。存在しないもの。鍵=世界をこじ開ける。真理の扉の鍵。天井=ダンテの『神曲』。はじめは原著の言葉を使ったが、宗教的配慮から原子軌道に置き換えている。
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なんとなーく伝わったら嬉しいです。
きちんと描いて、完成させます。
「だいぶ複雑な絵柄になった……これをミリペンで描くんか……」と、ちょっと竦んではいる。