私はアニメや漫画といったサブカルコンテンツが好きな人間でした。
最近のそれらは、さてどうでしょう? どんな面白いのがあります?
私は、少し否定的に捉えている、という話です。※コンテンツ自体のネガキャンではありません
西野亮廣さんの教えを受けているので、「可処分時間の奪い合い」という概念が私の中にはあります。
要するに、エンタメや娯楽として見たり楽しめるコンテンツが、現代ではあふれかえっているわけです。テクノロジーの恩恵とも言えますが。
その中で、「選んでもらう」ためには、どうあればいいか……。
これがこの社会の中でサービスを提供する意味だと。
話を戻して、最近のサブカルコンテンツを見たときに、まず、数がすごく多いな、と感じます。
これほどの大量の作品が世に出されていては、読者や視聴者が「見たいもの」を選ぶのも大変でしょう。
そうなるとやはり、「わかりやすいもの」が手に取ってもらいやすいのだろう……そこにある動機は、ある種の「安心感」です。
わかりやすく、安心して手に取れるコンテンツが、皆に選ばれる。
となれば、「わかりやすい」「食いつきやすい」というポイントを、提供側も意識するんだろうな、と想像がつきますよね。
その結果が、昨今のサブカルコンテンツの状況、と言えば、何となく、筆者の「否定的に捉える」という感情が、少し伝わるのではないでしょうか。
クオリティーより、食いつきやすさが重視されている。
あまりこの部分を掘って喋ってしまうと、批判になってしまうと思うので、ここらへんにしておきます。
でも、一度、受け手側にも立ち止まって考えてほしい視点ではあります。
柔らかくて噛みやすい食べ物を好んで欲してはいませんか? それが極端になると、歯が衰えてしまうんじゃないかと思うのです。
(※カテゴリー名は響き重視で、敬称を略しております。ご容赦ください)
(※先生の話を受けたうえで、筆者が独自に考えた見解です)